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中野遺跡・庄道田遺跡 発掘調査報告書

https://jdcat.jsps.go.jp/records/165184
https://jdcat.jsps.go.jp/records/165184
3ec71354-7090-4433-b6e3-be3acebb8386
公開日 2021-06-18
タイトル 中野遺跡・庄道田遺跡 発掘調査報告書
作成者 田中,耕作
作成者 鈴木,暁
作成者 長田,友也
Distributor
寄与者 奈良文化財研究所
Nara National Research Institute for Cultural Properties
URI https://sitereports.nabunken.go.jp/15298
アクセス権 open access
Abstract
内容記述 県営担い手育成基盤整備事業(加治川右岸地区)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
新発田市埋蔵文化財調査報告
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
中野遺跡の本調査は,563㎡の南区と460㎡の北区の2箇所で実施し,昭和42 年の調査地点は,南区の南側に接する。庄道田遺跡は,集水枡部分の12㎡を調査した。
 南区の主体となる時期は後期中葉・後葉そして晩期前葉であるが,遺構・遺物包含層とも改田工事による削平が著しい。遺構には,土坑・埋設土器・焼土がある。南区から35 mほど南では,確認調査時に,大洞B 1 式の深鉢3個が近接して検出され,うち2個は底部が穿孔されていた。北区では,段丘北端で中期末葉の複式炉3基,後期中葉の埋設土器1 基を検出した。段丘上は深く削平されていたが,斜面下から後期初頭
と後葉の土器が多く出土した。
 庄道田遺跡では,川跡の底から,晩期前葉の埋設土器と列石を検出した。
 中野遺跡の昭和42 年1・2次調査で出土した大きな三角山形の波状口縁深鉢は,後期後葉の瘤付土器第Ⅱ段階に時期比定され,新潟県北部地域の基準資料となっている。今回の調査では,瘤付土器第Ⅱ段階に加え,第Ⅰ段階の西ノ浜式と,第Ⅳ段階相当の土器群を認識でき,この地域の後期後葉土器群の再編が急がれる。
 市内の山間・山麓の縄文時代遺跡では,中期中葉以降に磨製石斧の大量製作が行われ,本遺跡でもその製作に伴う剥離・敲打・研磨の各工程の未成品と多量の剥片,工具である多面体敲石や砥石が出土している。
 晩期初頭・前葉の南区を主体に,21 点のヒスイが出土した。白色ヒスイは多面体敲石に用いられ,緑色の部分が垂飾品などに加工されている。打割・研磨・穿孔の各工程があり,攻玉工具として,砂岩製の棒状・板状・有溝の各砥石,石鋸がある。注目されるのは,先端が狭まった細い板状の珪化木製石器で,石製品の仕上げ用砥石と考えられる。本遺跡は,ヒスイ産地の糸魚川から200㎞近く北に位置し,海岸線からも17
㎞ほど離れている。攻玉遺跡としては,特異な立地である。
 本遺跡から東へ800 mに,板山黒曜石原産地がある。稜の摩滅した亜角礫の転石で,良質だが長軸4㎝以内が大多数である。中野遺跡からは678 gの黒曜石が出土し,化学分析の結果,板山産以外に月山産,湯ノ倉産が含まれ,産地不明ながら真珠岩も石器として用いられている。
Other
内容記述 出版物
Other
内容記述 Publication
トピック 日本史, General History of Japan
データの言語 jpn
整理番号 15298
整理番号 http://doi.org/10.24484/sitereports.15298
対象時期 2014/03/17
対象地域
新潟県
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