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殿坂口遺跡

https://jdcat.jsps.go.jp/records/209840
https://jdcat.jsps.go.jp/records/209840
305fa431-f89a-42ea-9b21-fbd92ea1894d
公開日 2025-04-14
タイトル 殿坂口遺跡
作成者 保谷,里歩
作成者 三好,清超
Distributor
寄与者 奈良文化財研究所
Nara National Research Institute for Cultural Properties
URI https://sitereports.nabunken.go.jp/141949
アクセス権 open access
Abstract
内容記述 飛騨市文化財調査報告書
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
殿坂口遺跡は、高原川右岸の西向き河岸段丘に立地する遺跡である。伝承や地表面観察等から中世の山寺跡と認識されている中で、初めて発掘調査を実施した。
 遺構は、平坦地③西側斜面に設定した1号トレンチにおいて石積み、開口部とそれに伴う石列を確認した。また、平坦地①に設定した2号トレンチにおいて、3時期の遺構面を確認した。下層より、第1遺構面・第2遺構面・第3遺構面である。第1遺構面では礎石1基、第2遺構面では礎石1基、土坑2基、第3遺構面では礎石2基、集石遺構を確認した。
 遺物は、1号トレンチ表土より二次加工痕のみられる石造物が出土した。2号トレンチでは、確認した第1遺構面の造成土から16世紀前葉の土師器皿片が出土した。3号トレンチでは、耕作土より瀬戸美濃焼片1点が出土した。
 殿坂口遺跡は、踏査による採集遺物から縄文・古代・中世の遺跡として登録されており、中世では13世紀後半~15世紀前半に使用されたと考えられていた。しかし、今回の調査で16世紀前葉と推定される土師器皿片が出土したことにより、殿坂口遺跡の存続時期が16世紀前葉にまで下ることが明らかとなった。2号トレンチで確認した遺構・遺物の状況より、中世を通じて礎石建物の立て替えながら本遺跡が利用されていたことは、中世高原郷の館、山城、集落、寺社の変遷にかかわる重要な成果である。
 一方で、石積みの構造や、遺物が出土しなかった1号トレンチ、2号トレンチの第1・第2遺構面の時期等新たに生じた課題もある。当遺跡の実態と周辺遺跡を含めた変遷を明らかにすべく、今後も調査・研究を継続していきたい。
Other
内容記述 出版物
Other
内容記述 Publication
トピック 日本史, General History of Japan
データの言語 jpn
整理番号 141949
整理番号 http://doi.org/10.24484/sitereports.141949
対象時期 2025/03/28
対象地域
岐阜県
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Ver.1 2026-03-30 10:04:03.570887
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