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上粕屋・辻遺跡

https://jdcat.jsps.go.jp/records/252093
https://jdcat.jsps.go.jp/records/252093
bd70100f-d89a-481f-bb33-603c75931c33
公開日 2026-08-07
タイトル 上粕屋・辻遺跡
作成者 川嶋,実佳子
作成者 宮坂,淳一
作成者 森,ゆき乃
Distributor
寄与者 奈良文化財研究所
Nara National Research Institute for Cultural Properties
URI https://sitereports.nabunken.go.jp/147221
アクセス権 open access
Abstract
内容記述 新東名高速道路(伊勢原市上粕屋地区)建設事業に伴う発掘調査
かながわ考古学財団調査報告
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
上粕屋・辻遺跡は、伊勢原市上粕屋辻付近に所在し、標高56mほどの丘陵上に立地している。丘陵は、西から東へ向かって傾斜しているが、頂部付近は中世以降の造成によって平坦面が造り出されており、関東ローム層まで削平されていた。
 中世・近世では段切り・溝状遺構・土坑・ピットが発見された。覆土に宝永スコリアを含む近世後半以降が主体を占めている。東側で検出された近世の段切りの平場部分は狭く、平場から遺構はほとんど見つかっていないが、斜面を耕作地として利用するために複数の平場を設けたと思われる。
 古墳時代後期~奈良・平安時代では東側の緩斜面に段切り・溝状遺構・竪穴住居跡・硬化面・土坑・ピット等の遺構が発見され、集落が営まれていたことが判明した。竪穴住居跡は8軒確認され、拡張が行われた可能性があるものや、壁を補強したと思われる痕跡が認められるものがあった。出土遺物は甕や坏などの土器のほかに勾玉や刀子などの遺物も出土している。
 縄文時代では集石・土坑・ピットが発見された。集石は調査区東側で18基が集中して確認された。集石で使用された石はよく焼けており、ひび割れたものも見られるなど、同じ施設または石を再利用していた可能性が考えられる。居住関連の遺構は発見されておらず、遺物もあまり出土していないことから、キャンプ地として利用されていたと可能性が高い。
 旧石器時代では遺物はB1層で発見された。石器は剥片がほとんどであった。石材は、凝灰岩と黒曜石が認められ、凝灰岩が主体を占めていた。
 今回の調査では、断続的ではあるが、旧石器時代から近世に至るまでこの地がよく利用されていたことが判明した。特に東向きの緩斜面に古墳時代後期から奈良・平安時代にかけての居住に関する遺構が多数構築されていたことは、当時の人々の土地利用を考える上で貴重な発見と言える。
Other
内容記述 出版物
Other
内容記述 Publication
トピック 日本史, General History of Japan
データの言語 jpn
整理番号 147221
整理番号 http://doi.org/10.24484/sitereports.147221
対象時期 2026/03/10
対象地域
神奈川県
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Ver.1 2026-08-20 02:59:08.238194
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