WEKO3
アイテム
平城京左京三条二坊一・二・七・八坪長屋王邸出土木簡
https://jdcat.jsps.go.jp/records/66190
https://jdcat.jsps.go.jp/records/6619005a7307a-4152-4365-8e88-dba57811db41
公開日 | 2025-06-15 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
タイトル | 平城京左京三条二坊一・二・七・八坪長屋王邸出土木簡 Wooden Tablets from Heijō Capital (Left Capital, Third Row, Second Ward, First, Second, Seventh and Eighth Blocks, Prince Nagaya's Residence) |
|||||
作成者 | 奈良国立文化財研究所平城宮跡発掘調査部 | |||||
作成者 | Department of Heijō Palace Site Investigations, Nara National Research Institute for Cultural Properties | |||||
Distributor | ||||||
寄与者 | 奈良文化財研究所 Nara National Research Institute for Cultural Properties |
|||||
URI | https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/6AFITB11000102 | |||||
アクセス権 | open access | |||||
Abstract | ||||||
内容記述 | 本文:「封」北宮進上○津税使 出典:◎平城京1-454(城21-35下(409)・城25-30上・木研11-14頁-(68)) 遺跡名:平城京左京三条二坊一・二・七・八坪長屋王邸 所在地:奈良県奈良市二条大路南一丁目 内容分類:封緘 文字説明:「封」の一部が横に白く抜ける。 木簡説明:封緘木簡。「封」字の一部が横に白く抜け、紐の上から墨書したことを示す。この木簡の作成方法は、上下の切り込みと下部両側の削りを行った後に表裏二枚に分割したもので、二枚の間にものを挟んで封をし、用済み後に一緒に廃棄したものと推定できる。したがって二枚はセットとなる。封緘木簡は長屋王家木簡・二条大路木簡の他、平城京左京二条二坊十二坪、郡山遺跡(仙台市)、山垣遺跡(兵庫県)、八幡林遺跡(新潟県)などの遺跡からも出土している。その形態は、上下両端から切り込みを入れた六〇三一形式のものと、短冊状木簡の下部の両側を削って羽子板の柄状にした形(六〇四一型式)、あるいは下部は同様に狭く削るが、一箇所ないし二箇所に両側から切り込みを入れたもの(六〇四三型式)などがある。裏面を割りのまま調整していないものが多く、本簡と同じように二枚セットで使用した可能性が高いように思われる。間に挟むものとしては、紙の文書・文書函・木簡などが指摘されるが、あまり厚いものではないとすると、紙の文書の封とみるのが妥当か。北宮が宛先、津税使が差出を示す。津税使は長屋王家が諸国に所有していた封戸から運ばれた諸物資を難波津で扱う役人で、長屋王家から派遣されたという説もあるが(松原弘宣「「津税使」について」『続日本紀研究』二六一)、「伊勢税司」(二〇七号)「出雲国税使」(『木簡概報二八』一八頁)「武蔵税司」(同)などから判断すると、「津」は「摂津職」のことであろう。 |
|||||
Other | ||||||
内容記述 | 史資料: テキスト | |||||
Other | ||||||
内容記述 | materials: text | |||||
トピック | 日本史, 日本文学, 日本語 General History of Japan, Japanese literature, Japanese |
|||||
データの言語 | jpn | |||||
整理番号 | 6AFITB11000102 | |||||
整理番号 | http://doi.org/10.24484/mokkanko.6AFITB11000102 | |||||
対象時期 | 710 - 717 | |||||
奈良県 | ||||||
nara | ||||||
ファイル情報 | ||||||
本文URL | https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/6AFITB11000102 | |||||
オブジェクトタイプ | other |